睡眠の老化を防ぐための注意点は大きく6つあります。「(1)朝起きたら日光を浴びて体内時計をリセットする。メラトニンの分泌は、光の明るさに支配されています。3000ルクス以上で分泌が抑えられ、500ルクス以下で分泌がはじまります。室内の照明の明るさはふつう500ルクスくらいなので、メラトニンの分泌を止めることはできません。太陽の光は、なんと雨降りの日でも5000ルクスくらいです。ですから、朝起きたら、雨戸やカーテンを開けて、思い切り明るい空を仰ぎましょう!(2)昼間は脳も、身体を動かす。体内時計が「動く」時間帯ですから、脳も身体も存分に動かしてください。よく、夜なかなか寝ない子は、昼間ちゃんと身体を動かして遊ばなかったからなんていわれるのも納得です。(3)寝る前にゆっくりバスタイム。穏かな眠りのためには、38度前後のぬるめのお湯に20分から30分程度ゆったりと入ることが理想的。アセチルコリンというホルモンが分泌されて、リラックスモードに入ることができます。ぬるめのお湯にゆっくりとつかることは、ウォーキングのような有酸素運動をしたときと同じくらい、それだけで十分に「運動」になります。
[参考美容サイトのご紹介]
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(4)眠りの環境を整える光、温度、湿度、音、臭い、寝具−べッドはそうそう頻繁に買い換えるものではありません。1日8時間眠るとして、年間で3000時間近くも使用します。1年に3000時間もクルマを運転する人はまれ。クルマよりも長く使い、健康に直結するのですから、思い切っていいものを!また、枕を選ぶときに非常に重要なのは高さです。ちょうどいい枕の高さとは、仰向けに寝たときに顔が真上を向くのではなく、やや下向きになるのが目安です。角度でいうと約5度くらい。軽くあごを引いたくらいが理想的といわれています。(5)軽いストレッチと10回の腹式呼吸。快適に睡眠導入するために、心身ともにリラックスさせることも大切です。(6)なるべく毎日、同じ時間に起床・就寝する。体内時計のリズムをしっかりつくることが、快眠への近道です。身体がリズムを覚えてしまうと、寝る時間になると眠くなり、起きる時間になると目が覚めるのです。これは、規則正しい生活の原点でもあります。私の場合、気持ちが少し高ぶって寝つきが悪そうなときには、「バレリアンルート」という、気持ちをリラックスさせるサプリをごくたまに飲んでいます。こんな工夫をしてみるのも大切です。それくらい眠りは大切なものなのです。経験として、睡眠が肌にいいということは感じていても、それを科学的に証明した文献は、日本中探してもあるかないかです。