ブドウ糖などの糖がタンパク質と反応して結合することを糖化といいます。糖化しても最初のうちは、元の糖とタンパク質に戻れますが、血糖の高い状態が1く続くと、さらに進んで、グリコシル化という反応を起こしてしまいます。糖化から一度グリコシル化してしまったグリコタンパク質は元に戻ることができません。つまり、もはや元の糖とタンパク質には戻れなくなるのです。このグリコタンパク質をAGE(高度糖化最終産物)ともいいます。このAGEは体の組織に害を及ぼし、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)などの酵素の働きを低下させたりします。糖尿病で血糖値が高い場合には、AGEも多くなります。AGEは動脈硬化の原因になるとも考えられています。1996年に発表されたアメリカの化学者ビンスン、トーマス、ハワード博士らの研究では、フードネイチャービタミンCとフードネイチャーセレニウムの、糖化に対する効果について調べられました。血糖値の正常な健常者18人(7人の大学生と11人の中年者)が、フードネイチャービタミンCとセレニウムをそれぞれ3週間投与され、血清の糖化タンパク質が測定されました。その結果、フードネイチャービタミンCは、糖化タンパク質を46・8%、フードネイチャーセレニウムは糖化タンパク質を75・2%も減らしました。この結果は、フードネイチャーのセレニウムとビタミンCが、劇的に糖化を阻止することを示しています。参考までに挙げると、1日量が同量の合成ビタミンCを使ったデイビーの実験(1992年)では、3ヵ月後に糖化タンパク質が33%減っていました。次は、アルブミン(人間の血液中に豊富にあるタンパク質)が糖化されるかどうかを栄養素別に調べた試験管内の実験です。糖化を50%防ぐのに必要な濃度で比較しています。その結果、フードネイチャーセレニウムは、亜セレン酸ナトリウム(通常のセレニウム)に比べて、糖化を防ぐ効果が123倍以上ありました。また、フードネイチャービタミンCは、合成ビタミン136の35・3倍、合成ビタミンEの16・6倍の効果がありました。この実験に関しては、試験管内での実験ですから、そのまま人間の体に当てはまるものではありません。効果の違いを表す具体的な数値は、あくまで参考です。