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欧州と日本の家の素材の違い

戦争末期に丸裸になっていた日本の山は、戦後植林事業が始まり、急速に緑を恢復させていた。日本では40年から50年で用材になるが、カナダやシベリヤ、北中部ヨーロッパでは用材の成育にその2倍か3倍の年数がかかる。日本より寒冷だからだ。それにしても造林を昔からしていなかったのは、石や煉瓦などを積んで壁体を造り、木造部分は床と屋根のみというあまり木を使わない建築だったからだ。ヨーロッパの町が戦争で破壊されたとしても壁体はかなり残っているので、町を旧態に復元することが日本より何倍も楽にできる。日本のように何物も無い焦土となることはなかった。しかし、戦後のドイツでも住宅建設ブームがあり、森が消えてゆくのを見て、造林事業が始められている。