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県と市の内紛と、買い物かごの持ち去り事件

あまり乗り気ではなかったのが富山市。最大の理由は、市民がレジ袋をごみ袋として使っていることだった。ごみ出し用の袋を指定してはいるが、レジ袋にごみを入れてもかまわない。だから、お金のかかる指定袋よりも、無料のレジ袋でごみ出しする市民の方が多かった。市の担当者はこう疑問視する。「レジ袋の有料化は経済的な刺激を与えて、減らす手法で、事業者が営業活動として自主的に取り組むことに異存はない。しかし、住民が自ら考え、減らそうと行動したわけではない」富山市のように、家庭ごみの有料化を導入していない自治体では、レジ袋がごみ袋の役目を果たしており、戸惑いを見せる自治体は富山市だけではない。富山県では、有料化してからこんな出来事が起きた。買い物かごを持ち帰る客が増えたのだ。パルフエ(本部・滑川市)では県内の5店舗で計200個以上のかごが持ち去られ、バスク店(同)では月に数十個がなくなったという。また、無料のままになっている食料品をつつむ薄い袋を大量に持って帰ったり、レジ袋が無料のドラッグストアから何枚もレジ袋をもらったりする客が増えたという。