スーパーマーケットではこうはいかない。ただ黙々とパック詰めの品物をかごにほうり込むだけである。1つのものを買うのにひろい店内を探しまわらねばならない、車でしか行けぬ遠い場所にあることもある。まちの中から小売り店が消えスーパーばかりになれば、お年寄りの買い物は不便で味気ない寒ざむとしたものになるだろう。商店は物を売りさえすればよいところではない。コミュニティーをつくりまちをつくって人びとの暮らしを支えているのである。
(参考サイト)
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小売り商店をなくすことは、まちを壊し、住みにくくすることである。まちのあちこちに、そこで暮らしながら生業を営む各種の小売商店があること、自分のからだをよく知ってくれている開業医、知りあいが集まれる銭湯、ちょっとした住宅改造を引き受けてくれる大工さんがいること、そういうコミュニティーの中で住み続けられること、そういうことが「福祉のまち」なのだという発想をもつことが必要である。安心して住めなかったり、まちの中から住宅や小売店が追い出され消えていくのを放置していたのでは、ほんとうの福祉のまち=居住福祉は実現しない。身のまわりのすべてを居住福祉との関係で見直すことが、生活を守り豊かにするために必要になっている。