健全な資産を残すためには、(1)「遺産分割対策」→(2)「納税対策」→(3)「評価減(相続税節税)対策」という手順にしたがって計画的に準備を進めることが肝心です。とかく「評価減」(節税)に目を向けがちですが、ここから着手することは、基礎工事を省いていきなり家を建てるようなものです。土台がおぼつかないのでは、立派な家も形無しです。この順序が逆行するところに成功はありません。そもそも、相続の主役は資産ではありません。
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それを守り、受け継いでいく人がどう考え、何を選択するかがその価値を左右するのです。遺産分割対策「遺産分割対策」とは、親族間で資産分割の問題をよく話し合い、「だれが、何を、どれだけ受けとるか」を明快にしておくことです。日ごろは問題のない家族でも、いざ分割となると、不動産や現預金をだれが、どれだけ受け取るかといった問題をめぐって、相続人それぞれの思いが対立することは少なくありません。一つひとつ話し合い、それぞれが納得のいく形で資産を分割するに、ある程度の時間が必要です。相続が発生する前にこの点をクリアにしておかないと、いざという段になって、収拾がつかなくなることは必至です。相続が。争族・と化し、いつまでも揉めているようでは節税どころではありません。良い形で相続を乗り越えるお宅は、ご家族の関係も良好なものです。