日本では教授の存在は絶対で、学生はひたすら教授の話を傾聴するのをよしとされる文化がありました。一方、アメリカでは教授と学生の立場は対等。学生が教授の講義に対してどんどん質問したり発言したりするのは、当然のことと考えています。むしろ、積極的に発言し、ポイントをついた質問をすることで、より授業の質を高めることが求められています。問題に答え、積極的に質問することはクラスへの「貢献」と考えられているわけです。この「貢献」するという考え方が、日本人にはなかなかわかりにくいところだと思います。たとえば、ハーバード大学のMBAコースではケーススタディが多いため、発言の回数が数えられていて、授業中にあまり発言しない日本人は2年への進級時に退学になることが多いと聞きました。授業中の発言や質問はクラスへの「貢献」なのだと発想を切り替えて、授業に出席することがアメリカでは大切だと痛感したのでした。